「鍼を受けると、体が軽くて気分もスッキリするんですよね。」

それは“セロトニン”という脳内ホルモンが関係しているかもしれませんよ。
🔸1. セロトニンとは?
セロトニンは、脳の中で気分を安定させる神経伝達物質のひとつです。

別名「幸せホルモン」や「心のバランスホルモン」とも呼ばれています。
セロトニンがしっかり分泌されると――
✅ ストレスに強くなる
✅ イライラしにくくなる
✅ 睡眠の質が上がる(メラトニンの材料になる)
というように、心と体の両面で安定した状態が保たれます。

🔸2. ストレスとセロトニンの関係
現代人は、スマホ・仕事・人間関係などで常にストレスにさらされています。

ストレス状態が長く続くと、自律神経が乱れてセロトニンの分泌が低下してしまいます。
その結果――
・眠りが浅い
・集中力が続かない
・気分の浮き沈みが激しい
といった症状が出やすくなります。
🔸3. 鍼灸でセロトニンが増える理由
鍼灸の刺激は、皮膚や筋肉にある感覚受容器を通して脳に伝わります。
その刺激が脳幹の「縫線核(ほうせんかく)」という場所を活性化し、ここからセロトニンが分泌されます。

また、鍼によって副交感神経が優位になることで、体全体がリラックスモードに入り、脳のセロトニン神経系が働きやすくなります。
🔸4. セロトニンが増えると何が変わる?
① 気持ちが落ち着く
セロトニンが増えると、感情の波が穏やかになり、「なんとなく安心する」「前向きな気分になれる」といった変化が起こります。
② 睡眠の質が上がる
夜になると、セロトニンから「メラトニン」という睡眠ホルモンが作られます。
鍼灸でセロトニンのリズムが整うことで、自然に眠れる体に近づきます。
③ 自律神経が整う
セロトニンは、交感神経と副交感神経のバランスをとる働きもあります。
鍼で全身のバランスが整うと、この神経のリズムも安定しやすくなります。
「最近、鍼のあと気持ちが明るくなって、よく眠れるんです🌙」

それは、体と一緒に脳のセロトニンも整ってきてる証拠ですね。

🔹まとめ
鍼灸でセロトニンが分泌されると――
1️⃣ 心が落ち着く
2️⃣ 睡眠の質が上がる
3️⃣ 自律神経が整う
つまり鍼灸は、「体だけでなく心も整える施術法」。

ストレス社会を生きる現代人にとって、セロトニンを増やす自然な方法として注目されています。
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