- 氏名:吉田 博紀(よしだ ひろき)
- 血液型:O型
- 趣味:家族旅行、スポーツ観戦(サッカー、野球)
- 家族構成:妻、長女、次女
- 大事にしていること:睡眠時間(8時間は寝たい!)
私が鍼灸業界に入ったのは30代半ばの事です。
それまではIT業界で毎日忙しく働いていましたが、あるときから夜暗くなってくると目が見えづらくなってきたり足元に置いてあるものに気づかず蹴とばしてしまうことが多くなってくるということがありました。
そこで病院へ行くと網膜色素変性症という難病であることがわかりました。
これは進行性の病気で目の細胞が変性していくことでいずれは失明も覚悟しなくてはいけないものであることを知ったときはすごくショックを受けたのを覚えています。
当時の仕事は1日中パソコンでの作業でしたし、光がまぶしく感じる羞明という症状もでていたことから
目の疲労もとてもつらいものがありました。
これは感覚的なことも含まれますがこのまま今の仕事を続けていると進行が早まるのではないか、ということも感じていました。
そこで仕事を変えることを考え鍼灸師である兄に相談したところ、「鍼灸師になったら?」と言われたのがこの業界に入るきっかけとなりました。
鍼灸師について調べてみたところ、鍼灸師は視覚障害者の職業として発達してきた側面もあることを知り自分にぴったりだと思いました。
そこから鍼灸の学校に通いながら与野の鍼灸院で働き、卒業後も同じところで2年ほど働いてから
2025年1月より兄と一緒に働くこととなりました。
私の鍼灸師としてのモットーは「改善できる症状を確実に良くする」「改善できる
私が難病にかかり鍼灸師を目指したときは「難病の方を改善するぞ」と簡単に考えましたが、やはり甘かったです。
まずは改善できる症状を確実に良くしていく。それを繰り返した先に難病が難病の方が良くなっていく未来があれば最高ですね!