繰り返すその頭痛、我慢していませんか?
薬に頼らない根本改善を鍼灸で
◆ 現代人に増えている“慢性頭痛”とは?
「ズキズキする頭痛」
「夕方になると締め付けられるような痛み」
「天気が悪いと頭が重い」
「頭痛薬が手放せない」
このような症状にお悩みの方は多く、実際、日本人の約4人に1人が慢性頭痛を抱えているともいわれています。
そして、意外にもその多くは“命に関わらないけれど、日常生活を妨げる頭痛”=一次性頭痛です。
つまり、鍼灸で体のバランスを整えることで改善が期待できる頭痛なのです。
◆ あなたの頭痛、どのタイプですか?
以下は、よく見られる頭痛の種類です。あなたの症状に近いものはありますか?
◎ 緊張型頭痛(最も多いタイプ)
- 頭をギュッと締め付けられるような重苦しい痛み
- 肩こり・首こりとセットで起こる
- デスクワークやスマホ時間が長い方に多い
- 痛みは軽度〜中等度だが、毎日続くことも
▶【鍼灸の有効性】★★★★★
▶ 筋緊張緩和・血行促進・自律神経調整で大きな効果あり
◎ 片頭痛(偏頭痛)
- こめかみ・目の奥がズキズキと痛む(拍動性)
- 光・音・においに敏感/吐き気を伴うことも
- 女性に多く、ホルモンバランスとの関連も
- 天候・疲労・月経前などに誘発されやすい
▶【鍼灸の有効性】★★★★☆
▶ 体質改善・自律神経の安定を目的に中長期的な施術が有効
◎ 群発性頭痛
- 片側の目の奥をえぐるような激痛
- 一定期間、毎日のように同じ時間に起こる
- 涙や鼻水を伴い、痛みでじっとしていられない
- 男性に多く、発作期以外は無症状のことも
▶【鍼灸の有効性】★★☆☆☆
▶ 補助的に鍼灸を取り入れるケースあり
◎ 薬物乱用頭痛(薬剤性頭痛)
- 頭痛薬の使用頻度が多く、かえって慢性化する
- 「飲まないと不安」「薬が効かない」状態に
- 緊張型や片頭痛がベースにあることが多い
▶【鍼灸の有効性】★★★★★
▶ 減薬を支える施術として非常に効果的
◆ 鍼灸で頭痛が改善する理由とは?
鍼灸は、頭痛の根本的な原因=「滞り」や「緊張」「体質の偏り」に対して直接アプローチできます。
【1】筋緊張の緩和と血流改善
肩・首・後頭部の筋肉に鍼を刺すことで、深部の筋緊張を直接ゆるめ、圧迫されていた神経や血管を開放します。これにより、緊張型頭痛や片頭痛の引き金が改善されます。
【2】自律神経のバランス調整
ストレスや睡眠不足により交感神経が過剰になると、血管が収縮し頭痛を引き起こします。
鍼灸は副交感神経の働きを高め、脳と身体のリラックス状態をつくり出すことで、頭痛の発生頻度を下げることができます。
【3】ホルモンバランスの調整
特に女性に多い月経前後の頭痛には、肝・腎の機能を整えることでホルモンの波を安定させる効果があります。
◆ 鍼灸でよく使われるツボ(一例)
ツボ名 | 場所・効果 |
---|---|
風池(ふうち) | 首の後ろ・後頭部の痛みや眼精疲労に |
百会(ひゃくえ) | 頭頂部・精神的ストレス緩和に |
合谷(ごうこく) | 手の甲・頭痛・肩こり・全身調整に |
天柱(てんちゅう) | 首のつけ根・緊張型頭痛に特に有効 |
足三里(あしさんり) | 自律神経を整える・体力回復に |
状態に合わせて局所と遠隔を組み合わせた施術を行います。
◆ 当院の頭痛専門施術の流れ
- カウンセリング・問診
頭痛の種類、頻度、誘因、薬の使用状況などを詳細に確認します。 - 検査・評価
首・肩のこり、眼精疲労、自律神経の状態を確認。 - 鍼灸施術
原因に応じたツボ・筋肉・経絡に鍼とお灸を施します。 - 生活指導・セルフケア
姿勢・睡眠・ストレス管理などをアドバイス。自宅でできる対策もお伝えします。
◆ よくあるご質問
Q. どれくらい通えば良くなりますか?
→ 頭痛のタイプや慢性度によりますが、週1回×5〜10回を目安に通院される方が多いです。
Q. 頭痛薬と併用しても大丈夫ですか?
→ 問題ありません。
◆ 鍼灸だからできる「頭痛の根本ケア」
薬で一時的に痛みを抑えるだけでは、本当の意味での改善にはつながりません。
鍼灸は、「なぜ頭痛が起こるのか」という原因の根本にアプローチできる数少ない治療法です。
- 頭痛のない毎日を送りたい
- 薬に頼らずに体質改善したい
- 病院では原因がわからなかった
そういった方こそ、ぜひ一度ご相談ください。
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受付時間:8:45~18:45
休診日:月・木
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