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ストレートネックで起こる「不眠・めまい・動悸」の正体とは?

◆その不調、“首”が原因かもしれません

「夜、眠りが浅くて疲れが取れない」
「立ち上がるとクラッとする」
「動悸がして不安になる」

もしあなたがこれらの症状を感じているなら、
原因は“ストレートネック(スマホ首)”にあるかもしれません。


◆ストレートネックとは?

ストレートネックとは、本来ゆるやかなカーブを描いている首の骨(頸椎)が、まっすぐに変形してしまった状態のこと。

原因の多くは、以下のような前傾姿勢のクセです:

  • スマートフォンをのぞき込む姿勢

  • ノートPCやタブレットを下に置いたまま作業

  • 長時間の猫背・巻き肩の習慣

このような姿勢が続くことで、首・肩・背中の筋肉が常に緊張し、頸椎のカーブが消失していきます。


◆なぜ「不眠・めまい・動悸」が起こるのか?

ストレートネックは、単なる姿勢の問題にとどまりません。
首の深部には、自律神経や血流に関わる重要な構造が密集しており、これらが圧迫・刺激されることで全身症状が現れるのです。

① 不眠

首の筋緊張が続くと、自律神経のうち“交感神経”が優位になりやすくなります。
交感神経は「昼の神経」で、興奮・緊張・活動を促します。
これが夜になってもオフにならないと、寝つけない/途中で目が覚める/眠りが浅い…といった状態に。

② めまい

ストレートネックにより椎骨動脈(首を通る血管)や後頭部の深層筋が圧迫されると、脳への血流が低下します。
これが、ふわふわするようなめまいや、急に立ち上がったときのふらつきを引き起こします。

③ 動悸

迷走神経などの副交感神経系に影響が出ると、心拍のリズムが不安定になりやすくなります。
さらに、姿勢が悪くなることで肺や横隔膜の動きも制限され、浅く速い呼吸になりがち。
これも動悸や不安感につながります。


◆鍼灸ができること

ストレートネックに伴う「自律神経の乱れ」や「筋緊張」に対して、鍼灸は非常に有効です。

✅ アプローチのポイント

  • 風池・天柱・完骨・大椎など、首〜後頭部のツボへのアプローチ

  • 後頭下筋群や僧帽筋など、深部筋への刺鍼で筋緊張を緩和

  • 睡眠・呼吸・自律神経を意識した全身調整

✅ 鍼灸のメリット

  • 副作用が少なく、体にやさしい

  • 薬を使わず、自律神経を本来のバランスに戻す

  • 深層筋や内臓機能、自律神経など“複合的な不調”に同時に対応できる


◆セルフケアも効果的

施術と併せて、日常でできるセルフケアも大切です。

  • スマホやPCの画面は目線の高さに

  • 就寝前に湯船に浸かり、交感神経を鎮める

  • 首の後ろにタオルを当てて5分リラックス

  • 朝晩の「深呼吸ストレッチ」で呼吸の質を上げる


◆まとめ

✔ ストレートネックは「姿勢の問題」だけではなく、「自律神経トラブル」の原因にもなる
✔ 不眠・めまい・動悸は、首まわりの筋緊張や神経圧迫によって引き起こされる
✔ 鍼灸では、首の深部+自律神経系を同時に整えることができる
✔ 姿勢・呼吸・生活習慣を見直すことで、再発防止にもつながる


「原因がわからない不調にずっと悩まされている」
「病院では異常なし。でもつらい」

そんなときは、一度「首から整えてみる」ことをおすすめします。

不調の根本原因を見つけ、自然な形で体を整えるお手伝いをいたします。
お気軽にご相談ください。

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