東洋医学では「春」と「肝」は関係が深いとされています。
五行学説という考え方があり、下の図を見てもらうと「春」と「肝」は同じ「木」に属していますね。
東洋医学では人が活動する上での基礎的な物質として、”気”・”血”・”津液(水)”が流れているとされています。
「肝」はその”気”・”血”・”津液(水)”を推し動かす機能があり、
気が滞ると・・・思い悩む、怒る
血が滞ると・・・月経痛、関節痛
津液が滞ると・・・身重感、浮腫
というような症状が現れやすいとされています。
冬が終わり春になると暖かくなってきて気分が上がる人も多いのではないでしょうか。
しかし気が上がりすぎるとそれが「怒」となり「肝」の機能に悪影響を与えることになります。
他にも出会いや別れの季節でもあり、時には風も強く吹きますよね。
そういったことはストレスとなり「肝」の機能に影響を与えやすいのです。
では、どうしたらよいか。
次回はその辺りのことをお話しできればと思います(^^)