「鍼をするとなんで病気が良くなるの」と聞かれることがあります。
「体にはツボがあってそこに刺すと気の流れが良くなって~」と伝えても「???」となることも多いです。
そこで以下のようにお伝えするようにしています。
みなさん風邪をひいたことはあるかと思います。
風邪をひいたとき鼻水や咳が出ますよね。
鼻水や咳が出るのは鼻腔や気道がウィルスや細菌に感染し、それを外に排出するための体の生体防御反応です。
外部からの侵入者に対して身体が勝手に反応しやっつける仕組みが備わっています。
鍼も体にとって外部からの侵入者と考えられますよね。
なので悪いところに鍼を刺すと体が勝手に反応し、異物を外に出そうと免疫力を高めてくれるのです。
僕は学生のころに先生からこの話を聞いて腑に落ちたので、患者さんにもこのような説明をしています(^^)