「腱鞘炎が治らない…」
その原因、下半身にあるかもしれません。
手首や指の痛みで知られる「腱鞘炎(けんしょうえん)」。
パソコン作業や育児、スマホの使いすぎが原因と言われますが――
実は、「下半身のバランスの崩れ」が、腱鞘炎の慢性化・悪化に関わっていることがあります。
● 姿勢と負担の分散
腱鞘炎は指や手首の使いすぎによる炎症ですが、その根本には「不良姿勢」「体の使い方のクセ」があります。
▶ 下半身の問題で起こる“負の連鎖”:
- 骨盤が前傾・後傾 → 姿勢の崩れ
- 背中が丸まり、肩甲骨の可動が制限
- 腕をうまく使えず、手首や指先に過剰な負担が集中
- → 腱鞘炎が発症・慢性化しやすい
▶ デスクワークや立ち仕事でよくある例:
- 片足重心や反り腰姿勢 → 体幹の安定性低下 → 腕の筋緊張増大
- 下半身が安定しない → 肩〜前腕〜指の筋肉が“代償運動”で疲労
🔹【鍼灸での下半身アプローチ】
「手が痛いのに足に鍼をする理由」
鍼灸治療では、局所の腫れや炎症を抑えるだけでなく、下半身から全身のバランスを整えることがとても重要です。
🔹まとめ:腱鞘炎の治療は“手だけ”では足りない
よくある誤解 | 実際の体のつながり |
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手の使いすぎだけが原因 | 姿勢・重心・下半身の安定性も深く関係 |
手首だけ治療すればOK | 骨盤〜体幹〜肩〜指の全体連動が必要 |
局所の湿布や安静で治る | 再発防止には全身調整が不可欠 |
▶こんな方は要注意!
- 腱鞘炎が何度もぶり返す
- 肩こり・腰痛も一緒にある
- 姿勢が悪い・反り腰・猫背が気になる
- 立ち仕事・育児・介護などで体をよく使う
▶当院の鍼灸では
- 局所の炎症+姿勢の調整+下半身の不調改善を組み合わせ、
- 「再発しない身体づくり」を目的とした根本アプローチを行っています。
ぜひ一度、全身のつながりから腱鞘炎を見直してみませんか?
当院では、詳細な身体分析で、あなたの手首の回復をサポートします。
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