このような症状でお困りではありませんか?


・痛み止めの薬が効かなくなってきた
・このままこりや痛みが良くならなかったらどうしよう
このようなご相談もよく受けます。
スマホ首とは?
スマホ首(スマホくび)」は、スマートフォンやPCを長時間見ることで起きやすい現代病のひとつです。

<特徴的な姿勢>
・頭が肩より前に出る
・首の後ろ(特に後頭下筋群や僧帽筋上部)が緊張・短縮
・顎が上がり、顔が前を向いたまま固定
・胸が丸まり、猫背が助長
スマホ首セルフチェックリスト

あなたは以下の項目にいくつ当てはまりますか?
姿勢・見た目
☐ 鏡を見ると、首が前に出ている気がする
☐ 肩が内側に巻いている(巻き肩)
☐ 頭が体よりも前に出ている
☐ 背中が丸まり猫背気味
☐ スマホ・PCを1日2時間以上使っている
症状
☐ 首や肩が常にこっている
☐ 朝起きたときから首がだるい
☐ 後頭部やこめかみに頭痛を感じる
☐ 目の奥が重く、疲れが取れない
☐ 手や腕がしびれることがある
☐ 寝つきが悪く、眠りが浅い
☐ なんとなくイライラしやすい・集中できない
✅3つ以上当てはまった方へ

スマホ首・後頭下筋群の過緊張の可能性があります。
そのまま放っておくと、慢性的な不調や自律神経の乱れにつながることも。
早めのケアが将来の不調予防につながりますので、お気軽にご相談ください。
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受付時間:8:45~18:45
休診日:月・木
スマホを見るときの首への負担とは?

皆さんはスマホを見るときの姿勢による首の負担をご存じでしょうか?
以下の表をご覧ください。
頭の傾き角度 | 首への負荷 |
0°(まっすぐ) | 約4~5kg (頭の重さ) |
15° 前傾 | 約12kg |
30° 前傾 | 約18kg |
45° 前傾 | 約22kg |
60° 前傾 | 約27kg (小学4年生1人分) |

この表から、頭が前方に傾くにつれて首に相当な負荷がかかることがわかりますね。

目と姿勢の具体的なつながり
視覚の特徴 | 姿勢への影響 |
長時間の画面注視(近くを見る) | 頭が前に出る「ストレートネック」「猫背」になりやすい |
視線が常に下向き(スマホ・ノート) | 首の後ろの筋肉(後頭下筋群)が緊張しやすい |
視覚疲労やピントのズレ | 頭をかしげたり、片側に傾く「代償姿勢」が生じる |
遠くを見る(遠方視)習慣が少ない | 脊柱の自然な弯曲が失われ、目の奥の圧迫感につながることも |
スマホ使用の悪循環の例
長時間スマホ使用
↓
視線が下に固定される
↓
頭部前方変位
↓
後頭下筋が緊張
↓
頭痛・眼精疲労・集中力低下
↓
さらに視覚過労・・・
目と後頭下筋の関係
1. 視線安定のための反射連携
後頭下筋群は、眼球運動と連携して頭の微調整を行います。
特に関係が深いのが「頸眼反射」と呼ばれるメカニズムで、首の筋肉の動きに応じて眼球の動きが調整される反射です。
2. 固有受容感覚とバランス制御
後頭下筋群は多数の筋紡錘(感覚受容器)を持ち、頭の位置感覚を脳に伝えます。
これは視覚・前庭(平衡感覚)系との統合により、視線の安定・空間認知・バランス保持に貢献しています。
3. 疲労や緊張による視覚トラブル
・目の奥の痛み・重さ
・ピントが合いにくい
・視界の揺れや違和感(眼振に似た感覚)
・頭痛や眼精疲労
首の悩み、まずはご相談ください
スマホ首・後頭下筋群の過緊張による不調は、現代の日常生活に密接に関わるものです。
一人ひとりの体質や生活背景を丁寧にカウンセリングし、根本改善と再発予防を目指した鍼灸施術を提供しています。
ぜひお気軽にご相談ください。
📘特集:スマホ首が引き起こす“自律神経トラブル”とは?
「最近、眠りが浅い」「なんとなく息苦しい」「朝からだるい」
もしかするとその原因は、スマホ首・後頭下筋群の過緊張による自律神経の乱れかもしれません。
実は、首には自律神経の中枢である脳幹や延髄に近い重要な神経経路が集中しており、姿勢が崩れるとそれらが圧迫されやすくなります。
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