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スマホ首が自律神経に与える意外な影響とは?原因と対策を徹底解説

スマホ首が自律神経に与える意外な影響とは?

―原因と対策を鍼灸師が徹底解説―

「疲れているのに眠れない」「理由のない不安や息苦しさがある」
そんな不調の原因が、実は「スマホ首」、「後頭下筋群の過緊張」かもしれません。

首の骨のカーブが失われることで、自律神経に悪影響を及ぼす…。
今回はそのメカニズムと、鍼灸でできる改善法について詳しく解説します。

そもそも「スマホ首」って?

スマホ首とは、スマートフォンやパソコンを長時間見る姿勢によって、
本来あるべき首の自然なカーブ(前弯)が失われ、首がまっすぐになってしまう状態です。

別名「ストレートネック」とも呼ばれ、次のような姿勢が特徴です:

  • 頭が体より前に出ている

  • 顎が上がり、首の後ろがつっぱる

  • 肩が巻き込むように内に入る(巻き肩)

この姿勢が続くと、首周辺の筋肉や神経、血管に大きな負担がかかります。

◆自律神経と首の深い関係

自律神経は、交感神経と副交感神経からなり、内臓や血管、呼吸、睡眠などを無意識にコントロールする大切な神経です。

そしてこの自律神経のバランスをつかさどる中枢は、「脳幹(のうかん)」という場所にあります。
脳幹はちょうど首の上部〜後頭部の深部に位置し、その周囲には延髄・迷走神経・椎骨動脈など、非常に重要な神経と血管が集まっています。

つまり、スマホ首で首まわりの筋肉が硬くなると、脳幹や神経にまで影響を与え、全身に不調をきたす可能性があるのです。

◆こんな症状、スマホ首が原因かも?

  • 寝つきが悪く、熟睡できない

  • 呼吸が浅く、ため息が増える

  • 胃腸の調子が悪い、便秘・下痢を繰り返す

  • 頭が重い・スッキリしない

  • 不安感やイライラが続く

  • 冷えや手足のしびれ

  • 朝起きたときから疲れている

これらはすべて、自律神経の乱れによる典型的なサイン
特に「原因不明の体調不良」は、首の状態を見直すことで改善するケースが少なくありません。

◆鍼灸によるアプローチ

当院では、スマホ首と自律神経トラブルに対して、深層筋と神経系を整える鍼灸施術を行っています。

✔ アプローチ例

  • 後頭下筋群や僧帽筋など、深部の緊張緩和

  • 風池・天柱・大椎など、自律神経に関係するツボ刺激

  • 頭・首・肩の血流改善によるストレスの緩和

  • 姿勢・生活習慣の見直しサポート

鍼灸は、筋肉・神経・血流を“同時に”整えることができるため、
薬に頼らず体質から整えたい方に最適な施術法です。


◆ご自宅でできるセルフケアも大切!

簡単なセルフケアで、スマホ首による負担を軽減できます。

  • スマホを見るときは目の高さに

  • 1時間に1回は首をゆっくり回す

  • 就寝前はストレッチや湯船でリラックス

  • 仰向けで丸めたタオルを首の下に5分当てる(※要注意)

  • 画面を見るときは「顎を引く」を意識


◆まとめ

  • スマホ首、後頭下筋群の過緊張は、自律神経に深く関係している

  • 首の深層筋の緊張は、脳幹や迷走神経を圧迫し、全身に不調を起こす

  • 鍼灸では、筋肉・神経・血流を整え、自然な回復力を高める

  • 日常の姿勢や習慣を見直すことも大切

「最近、原因がよくわからない体調不良が続いている」
「薬に頼らずに改善したい」

そんな方は、一度「首」から自律神経を見直してみませんか?

当院では、一人ひとりのお悩みに合わせた施術をご提案しています。
お気軽にご相談ください。

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休診日:月・木

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