「調子良いです!夜寝るときも足がポカポカしています。朝も電車でここまで来るのですが、全然元気です!」
10月初旬から通院されている男性。
あまりの激務で体調を崩してしまい休職中。
そのタイミングで鍼灸を始めようと、当院へ。
とにかく疲労が強かった。
腎兪という腰のツボが、フニャンとして、元気が足りていない状態。
その他の状態も併せると、東洋医学では「腎虚」という概念に当てはまる。
治療を始めて3か月半。
それが冒頭のお言葉につながります。
「足が温まる」と良い事。
いったい何でしょう?
それは
「よく眠れる!」
ということです。
どんな病気、どんな症状も、まずは「きちんと眠れる」ということが大事です。
逆に言うと、一見症状が治まっているように見えても、
熟睡感が無い
朝起きてだるい
足が冷えて眠れない
寝つきが良くない
中途覚醒してしまう
夢をいっぱいみる
という状態ならば、まだまだ安心はできないとも言えます。
この方はまだまだ復職に向けては不安な状態ではあるものの、睡眠については確実に良くなってきているので、その辺は安心できる点です。
復職に向けてもう一息、このままよくなってくれることを祈ります(^^)/