「鍼を受けたあとって、なんだか気持ちが前向きになるんですよね!」

それは“ドーパミン”が関係しているかもしれませんよ。
🔸1. ドーパミンとは?
ドーパミンは、脳内の神経伝達物質のひとつで、私たちの「やる気・集中力・快感・達成感」をコントロールしています。
いわば、“モチベーションのスイッチ”を入れる脳内ホルモン。
ドーパミンが適度に分泌されていると――
✅ 前向きに行動できる
✅ 集中力が高まる
✅ 喜びや達成感を感じやすい

逆に、ドーパミンが不足すると
・無気力になる
・楽しみを感じにくくなる
・集中力が続かない
といった「やる気の低下」が起こります。

🔸2. ストレスとドーパミンのバランス
ストレスが続くと、脳内の神経伝達が乱れ、ドーパミンの働きが低下します。
特に交感神経が過剰に働くと、ドーパミンを作る神経細胞の活動が鈍くなることが知られています。

「頑張りすぎて燃え尽きた…」という感覚は、ドーパミンの働きが低下しているサインでもあります。
🔸3. 鍼灸でドーパミンが整う理由
鍼灸の刺激は、皮膚や筋肉を通して中枢神経(脳・脊髄)へ作用します。
その結果、視床下部や線条体など、ドーパミンを分泌する領域の働きを調整するとされています。
また、鍼刺激によって自律神経のバランスが整うと、ストレスホルモン(コルチゾール)の過剰分泌が抑えられ、
ドーパミンが「適切に働ける環境」に戻っていきます。
🔸4. ドーパミンが増えるとこんな変化が
① やる気・集中力が高まる
自然と「もう少し頑張ってみよう」という前向きな気持ちが湧いてきます。
② 気分が明るくなる
ドーパミンは「快感」や「幸福感」に関係するため、気持ちの沈みの緩和にもつながります。
③ 自律神経が安定する
ドーパミンの働きは、交感神経・副交感神経の切り替えをスムーズにする効果もあります。
そのため、体の緊張や冷え、睡眠の質にも良い影響が見られます。
「なんか最近、鍼を受けるとやる気が戻ってくる感じがするんです。」

それは脳のドーパミンが整って、“心と体のリズム”が噛み合ってきている証拠ですよ。
🔹まとめ
鍼灸で起こるドーパミンの変化は――
1️⃣ やる気・集中力を高める
2️⃣ 気分を前向きにする
3️⃣ ストレスを緩和する
つまり、鍼灸は「脳と体のバランスを整えるメンタルリカバリー法」。
疲れた心と体をリセットしてくれる施術です。
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