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【専門コラム】出産後に腱鞘炎が多い理由とホルモン(リラキシン)との関係

■ 出産後、手首が痛い…その原因は?

「抱っこしてたら手首が激痛…」

産後ママさんに多いお悩みです。

よしだ
よしだ

実は、産後に腱鞘炎が増えるのにはホルモンと筋肉・関節のバランスが深く関係しています。


リラキシンが関節をゆるめる

妊娠〜産後に分泌されるリラキシンというホルモンは

  • 骨盤を広げやすくする
  • 靭帯や関節を緩める

という働きがあり、出産を助けるための大切なホルモンです。

よしだ
よしだ

しかしその作用は全身に及ぶため、手首の関節も緩みやすくなります。


関節が緩む → 手首に負担が集中

関節がゆるむと…

  • 手関節が不安定になる
  • 腱や腱鞘にストレスがかかる
  • 抱っこ・オムツ替えで更に負担増

その結果、炎症や痛み=腱鞘炎が起きやすくなります。

特に

  • 手首を曲げたまま抱える
  • 手首に体重がかかる抱っこ
  • 授乳で長時間同じ姿勢

この動作が続くと、悪化しやすいです。


「出産して関節が緩むなんて知らなかったです…手首が弱くなったから?」

よしだ
よしだ

手首が弱くなったというより、
「ホルモンによる関節のゆるみ育児の繰り返し動作
これが負担の原因なんです。


鍼灸でできるケア

産後の腱鞘炎では

  • 手首の炎症を鎮める
  • 肘〜首・肩〜肩甲骨の緊張を緩める
  • 姿勢・呼吸改善で腕の負担を分散

という全体アプローチを行います。

よしだ
よしだ

痛い所だけでなく、「腕を支える体全体」を整えるのがポイントです。


まとめ

産後に腱鞘炎が多い理由
リラキシンで関節がゆるむ
手首が不安定になる
抱っこ・授乳・家事の負担が重なる


痛みは「頑張っている証」ですが、放置すると長期化しやすい症状です。

よしだ
よしだ

「育児中だから仕方ない」と思わず、早めにケアして手首を守りましょう。
無理しない、頼るも立派な育児です。

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