LINE・メール・電話予約はこちらから

裸足で眠る

「いつも夜寝るときに靴下を履かないと眠れなかったのですが、最近は裸足のまま眠れます!」

そうおっしゃるKさん。

数々の不調を乗り越え、最近では主訴ではない「足の冷えの改善」まで良くなったとのこと。

以前はパジャマのズボンのすそが、寝ている間に上にずれてこないように、しっかり靴下で覆ってからでないと眠れなかったのが、今はそういうことは全くなく、お風呂に入って温かくなった状態がそのまま続き、ぐっすり朝まで眠れるそうです。思わぬ副産物に喜ばれていて、声のトーンからその嬉しさが伝わってきて、私も嬉しかったです。

鍼灸治療の良いところは、例えば腰痛なら「腰」、五十肩なら「肩」だけでなく、その他の不調も一緒に良くなってくることにあります。

それは鍼灸が、「症状」のみを見ているのではなく、「身体全体」のバランスを見て施術を行っているからです。主訴という一番困っている症状のみならず、「そこまで困ってるわけじゃないけど、これが改善したらうれしいよね」という副産物まで得られる可能性があるというのが、鍼灸の大いなる価値だと思います。

現在抱えている症状だけでなく、睡眠の質が上がるということは、根本治療につながりますので、主症状もより一層安定してよい状態を保つことにつながります。

そういう意味で、今回の「裸足で眠れるようになった」という副産物は、もしかしたら主訴の改善よりも大きな収穫だったのかもしれません。

ともかく、喜んでもらえているようで何よりです(^^)/

PAGE TOP