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【コラム】「動かさない方がいい?」腱鞘炎のよくある誤解

腱鞘炎になると

「安静にしてください」
「動かすと悪化します」

と言われることが多いですよね。

よしだ
よしだ

でも、完全に動かさないと実は治りにくくなる場合があるのをご存知ですか?


■ ❌「動かさない=正解」ではない理由

1) 固まって血流が悪くなる

動かさない期間が長いほど…

  • 腱が固くなる
  • 血流が低下
  • 修復が遅れる

つまり、安静にしすぎると回復力が落ちるんです。


2) 痛みの原因が改善しない

腱鞘炎の原因は

  • 首・肩の緊張
  • 猫背・巻き肩
  • 指の使い方・姿勢
  • 家事/育児/PC作業の負荷

など、体の使い方の問題であることが多いです。

よしだ
よしだ

手首だけ休ませても、使い方が変わらなければ再発します


3) 脳が“痛みを覚える”ことも

痛みを避けて動かさないと

  • 脳が「ここは痛い場所だ」と学習
  • ちょっとの刺激でも痛みを感じやすくなる

という痛みの固定化が起こることがあります。


■ ✅ 正解は「痛みの出ない範囲で動かす」

よしだ
よしだ

結論:強い痛みが出ない範囲で、やさしく動かすがベストです。

良い例

  • 指を軽く開く・閉じる
  • 手首を小さく回す
  • 肘・肩・肩甲骨をゆるめる

避けたい例

  • 痛みを我慢して負荷をかける
  • 反復動作を長時間
  • 手首を反らしたまま力を使う
よしだ
よしだ

無理な動かし方はNG。でも固めないがポイントです。


■ 🧠 鍼灸でできること

鍼灸では

  • 炎症と痛みを鎮める
  • 血流を改善し回復促進
  • 首・肩・背中・下半身の緊張をゆるめる
  • 使い方(姿勢)を改善
よしだ
よしだ

「痛い所だけ」ではなく、腕を支える体全体を整えることで、回復方向にスイッチを入れていきます。


■ 👩‍⚕️患者さんからの質問

「安静にしろと言われましたが…?」

よしだ
よしだ

炎症があり痛みが強いうちは休めるのが正解です。
それ以降は適度な動きとケアが必要です。


✅まとめ

誤解真実
動かさない方が治る痛くない範囲で動かす方が早く回復
安静だけで治る姿勢と使い方の改善が必須
手首が悪い原因は首〜肩〜背中の使い方

無理な動きは禁物ですが、じっと固めるほど治りは遅くなることもあります。

よしだ
よしだ

正しいケアと体の使い方で、つらい痛みから卒業しましょう。

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