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【コラム】胸椎と加齢の関係 ― 水分量の低下がカギ

年齢を重ねると「背中が硬い」「姿勢が丸くなる」と感じることはありませんか?
その背景には、胸椎(背骨の胸の部分)の水分量の低下が関わっています。


1. 胸椎と椎間板の役割

胸椎は首(頸椎)と腰(腰椎)の間にあり、12個の骨で構成されています。
それぞれの骨の間には 椎間板 というクッションがあり、

  • 衝撃を吸収する
  • 背骨をしなやかに動かす
    という大切な役割を果たしています。

この椎間板は「ゼリー状の髄核」と「線維輪」でできており、その主成分は水分です。


2. 加齢とともに起こる「水分量の低下」

椎間板は年齢とともに水分を失いやすくなります。

  • 20~30代 … 約80%が水分
  • 以降、加齢とともに減少

水分が減ると、椎間板は弾力を失い、硬く・潰れやすくなります。
その結果、胸椎全体の可動性が低下してしまうのです。


3. 胸椎が硬くなると起こる症状

  • 呼吸が浅くなる(胸郭が広がらない)
  • 肩の動きが悪くなる(肩甲骨がスムーズに動かない)
  • 腰や首に負担がかかる(代償動作が増える)
  • 自律神経が乱れやすい(胸椎には交感神経の通り道がある)

つまり、水分量の低下による胸椎の硬さは、肩こりや腰痛だけでなく、全身に影響します。


4. 鍼灸でできること

鍼灸治療は直接「椎間板の水分量」を増やすことはできませんが、

  • 胸椎まわりの血流改善
  • 筋肉の柔軟性を回復
  • 呼吸の改善で胸郭を広げる

といったアプローチで「硬くなった背骨を動きやすくする」ことが可能です。
結果的に、椎間板への負担を減らし、老化の進行をゆるやかにできます。


5. 胸椎を守る生活習慣

  • 水分をしっかり摂る(特に夏や入浴後の脱水に注意)
  • 適度な運動(胸を開くストレッチ、深呼吸)
  • 長時間の猫背を避ける(デスクワークでも1時間に1度は体を動かす)

日常のちょっとした習慣で、胸椎の柔らかさを維持しやすくなります。


まとめ

加齢とともに胸椎の椎間板は水分量を失い、背骨は硬くなっていきます。
しかし、鍼灸・運動・生活習慣を組み合わせれば、しなやかな背骨を保つことが可能です。

胸椎が柔らかいと、呼吸も深く、姿勢も美しく、肩や腰への負担も軽くなりますよ。

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