はじめに:スマホ時代の“手の悲鳴”
「親指の付け根が痛い」
「手首がズキッとする」
最近このような方が増えています。
実はその痛み、“スマホ腱鞘炎” かもしれません。
長時間のスマホ操作が原因で、手首や指の腱鞘(けんしょう)が炎症を起こしてしまう症状です。

現代人が知らずにやっているNG習慣5つ
① 長時間スマホを片手で操作する
片手で支えながら親指だけを使う動作は、腱鞘に大きな負担をかけます。
特に大きめのスマホを片手で扱うと、親指の付け根(長母指外転筋・短母指伸筋) に炎症が起こりやすくなります。

対策:両手で支える、自宅ではスタンドを使う、音声入力を活用するなどしましょう。
② ベッドで横になってスマホを見る
寝転んだままの姿勢は、手首を不自然に曲げた状態で固定してしまいます。
この角度が続くと、手首まわりの血流が悪化し、痛みが出やすくなります。

対策:ベッドで横になりながらの操作は控えましょう。
③ 寒い場所でスマホを触る
冷えは筋肉や腱の柔軟性を下げ、腱鞘炎を悪化させます。
冬場の外出時など、手が冷たいまま操作するのはNGです。

対策:手を温めてから使う、温湿布やお灸で血行改善を。
④ 休憩なしで長時間操作
LINEやSNSを見続けて、気づいたら1時間以上…という方も多いのでは?
筋肉が硬直して炎症が起こる前に、「10分使ったら1分休憩」を心がけましょう。

対策:1時間ごとにストレッチ。軽く手首を回すだけでも効果的です。
⑤ 痛みを我慢して使い続ける
「そのうち治るだろう」と放置すると、慢性化して治りにくくなります。
早めの対処が大切です。

対策:違和感を感じたら、早めに鍼灸や整形外科で相談を。
鍼灸でできるサポート
鍼灸では、手首や腕・首・背中の緊張を緩め、炎症や血流を整えることができます。
さらに、自律神経を整えることで、痛みの回復を早める効果も期待できます。
まとめ
スマホは生活に欠かせない道具ですが、使い方を間違えると手の健康を損ねてしまいます。
少しの意識とケアで、腱鞘炎はしっかり予防できます。

「最近、手が重い・だるい」と感じたら、早めに専門家に相談しましょう。
お電話での予約はこちら
048-762-9061
受付時間:8:45~18:45
休診日:月・木




