🌙 なぜ眠れないのか?
「布団に入っても眠れない」
「夜中に何度も目が覚める」

よしだ
こうした不眠の背景には、ストレスや生活習慣の乱れだけでなく、深部体温(しんぶたいおん) の調整が関わっていることがわかっています。
🔹深部体温とは?
体温には「皮膚温」と「深部体温」があります。
- 皮膚温 … 表面の温度。環境の影響を受けやすい。
- 深部体温 … 脳や内臓など体の中の温度。体のリズム(体内時計)と深く関わる。

よしだ
人は眠るときに「深部体温が下がる」ことで、自然に眠気が高まるんです。
🔹眠りと深部体温のリズム
- 昼間:深部体温が上がり、活動に適した状態
- 夜:深部体温が下がり、脳と体が休息モードへ
- 入眠直前:手足から熱を放散 → 深部体温が下がりスムーズに眠れる

よしだ
不眠の方は、この「深部体温の下降」がうまくいかないケースが多いんです。
🔹なぜ深部体温が下がらないのか?
- スマホやPCの長時間使用(交感神経が優位になる)
- 遅い時間の食事(消化にエネルギーが必要になり体温が下がらない)
- 運動不足(体温調節のリズムが乱れる)
- ストレス(体が緊張して熱を逃がしにくい)
🔹深部体温を下げて眠りやすくする工夫
✅ ぬるめのお風呂
就寝の1〜2時間前に、38〜40℃くらいのぬるめのお風呂に入ると、いったん深部体温が上がり、その後スーッと下がって入眠がスムーズになります。

✅ 足元を温める
靴下や足湯で足を温めると、血流が良くなり熱が逃げやすくなります。結果として深部体温が下がり、自然な眠気につながります。

よしだ
靴下を履いたまま寝ると熱を放散できなくなるため寝るときは脱ぐようにしましょう。
✅ 日中の活動
日中にしっかり体を動かすと、深部体温のリズムが整い、夜にスムーズに下がりやすくなります。
まとめ
- 不眠の背景には「深部体温の下降不足」が関係している
- 手足から熱を逃がすことで眠気が訪れる
- 入浴・足湯・日中の活動・鍼灸が効果的

よしだ
「眠れない…」と悩むときは、まず 体温のリズム に目を向けてみましょう。
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