「夜は食べない方が体にいい」
「ダイエットのために夕食を抜いている」
そんな声をよく聞きますが、夕食を抜くことは、体にさまざまな負担をかけていることがあります。

よしだ
そのカギを握るのが、オレキシンという脳内ホルモンです。
オレキシンとは?
オレキシンは脳の視床下部から分泌される神経伝達物質で、
- 覚醒(目を覚ます)
- 食欲の調整
- 自律神経のバランス調整

よしだ
など、「起きて活動する」ための司令塔のような役割をしています。
夕食を抜くと起こる3つのデメリット
① 睡眠の質が低下する
夕食を抜くと、血糖値が安定せず、脳が「飢餓状態」と判断します。
このとき、体はオレキシンを過剰に分泌し、眠りに入りづらくなるのです。


よしだ
特に夜遅くまで寝つけない、途中で目が覚めるという人は、夕食抜きが原因のことも。
② 自律神経が乱れる
オレキシンは交感神経(活動モード)を優位にする働きがあります。
そのため、夕食を抜くことでオレキシンが高まり、夜になっても体が“戦闘モード”のままになります。


よしだ
結果として、動悸・不眠・イライラ・冷えなどの不調を引き起こすことがあります。
③ 筋肉量の低下と代謝の悪化
夕食を抜くと、体はエネルギー不足を補うために筋肉を分解して使います。

よしだ
筋肉量が減ると基礎代謝が下がり、かえって太りやすい体質になってしまうことも。
💡 まとめ
夕食を抜くことは、一見ダイエットには良く思えても、
- 睡眠の質を下げる
- 自律神経を乱す
- 代謝を落とす
というデメリットが隠れています。
体を整えるには「食べない」より「バランスよく食べて休む」ことが大切です。

よしだ
もし夜に胃が重い場合は、少量でも温かく、消化のよい食事をとるのがおすすめです。
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