不眠はなぜ起こるのか?
「布団に入っても眠れない」
「眠れてもすぐ目が覚めてしまう」
「眠った気がせず朝がつらい」

こうした不眠症状は、心身のバランスが崩れたサインです。
現代人に多い不眠の原因には、以下のようなものがあります。
- ストレスや不安による脳の過緊張
- スマホ・PCによる目や脳への刺激
- 自律神経のアンバランス(交感神経が優位な状態)
- 体内リズム(サーカディアンリズム)の乱れ
- 更年期や加齢に伴うホルモンバランスの変化

よしだ
「寝たいのに眠れない」という状況が続くと、日中の集中力低下や気分の落ち込み、肩こりや頭痛などの身体症状にもつながります。
不眠に効く代表的なツボ:百会と神庭
百会(ひゃくえ)
- 頭頂部の真ん中、左右の耳を結んだ線と鼻の延長線が交わるところ。
- 「多くの経絡が交わる場所」とされ、自律神経に深く関わるツボ。
- 気持ちを落ち着け、全身の調整に働く万能ツボでもあります。

神庭(しんてい)
- 前髪の生え際から指1本分上。おでこの中心に位置するツボ。
- 精神的な不安や緊張からくる不眠に効果的。
- イライラや思考の堂々巡りで眠れない方によく用いられます。

パルス(鍼通電)療法でさらに深いリラックスを
通常の鍼に加えて、弱い電気を流すのが パルス療法 です。
パルスの働き
- 脳の過度な興奮を抑え、神経活動を落ち着かせる
- 頭皮や前頭部の血流を改善し、脳の疲れをやわらげる
- 心身をリラックス状態に導き、副交感神経を優位にする

よしだ
特に「頭が冴えて眠れない」「考え事が止まらない」というタイプの不眠に効果が期待できます。
鍼灸で整える眠りのリズム
鍼灸治療は単に「その場で眠れるようにする」だけでなく、眠りのリズムを整えるのが大きな特徴です。
- 入眠しやすくなる
- 夜中に目覚めにくくなる
- 朝スッキリ起きられる
こうした変化を少しずつ積み重ねることで、自然な睡眠習慣が戻ってきます。

よしだ
「薬に頼らず眠りたい」「眠れる力を自分の体に取り戻したい」方にとって、鍼灸+パルスは有効な選択肢です。
まとめ
- 不眠は心と体のバランスの乱れから起こる
- 百会・神庭は、不眠に特に有効な頭部のツボ
- パルス療法を併用すると、脳の興奮を抑え、深いリラックスが得られる
- 鍼灸は眠りのリズムを整え、自然な睡眠を取り戻す手助けとなる
🌙「ぐっすり眠れる夜をもう一度」

よしだ
百会・神庭への鍼灸とパルス療法で、眠りの質を改善し、毎日の生活を軽やかにしていきましょう。
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