「肩が痛い」
「腕を動かすとつらい」

そんな症状があると、五十肩なのか、ただの肩こりなのか判断が難しいですよね。
実はこの2つ、原因も症状も改善方法もまったく別物なんです。

よしだ
この記事では、五十肩と肩こりの違いをわかりやすく解説し、あなたの症状がどちらに当てはまるのかチェックできるようまとめました。
🟦 ① 五十肩とは?(症状の特徴)
五十肩は、肩関節の炎症や硬さによって、
“動かしたときに強い痛みが出る” ことが大きな特徴です。
主な特徴
- 肩の可動域が狭くなる(腕が上がらない・後ろに回らない)
- 動かすと鋭い痛みやズキッとした痛みが出る
- 夜中に痛くなることがある(夜間痛)
- 1〜2年ほどかけて徐々に改善していくケースが多い

原因
関節包(肩の袋)が硬くなる・炎症が起きるなど、関節そのものにトラブルが起きる症状。
🟩 ② 肩こりとは?(症状の特徴)
肩こりは、長時間同じ姿勢やストレスによって、“筋肉がこわばって重だるくなる” 症状です。
主な特徴
- 重だるさ、張る感じ、鈍い痛み
- 首や背中まで広がることがある
- 温めると楽になる
- 動かしても鋭い痛みは出にくい

原因
筋肉が疲れる→血行不良→コリや痛み、といった筋肉のトラブルがメイン。
🟧 ③ 五十肩と肩こりの“決定的な違い”
| 特徴 | 五十肩 | 肩こり |
|---|---|---|
| 主な原因 | 肩関節の炎症・拘縮 | 筋肉のこり・血行不良 |
| 痛むタイミング | 動かした時に強い痛み | じっとしていても重だるい |
| 可動域 | 明らかに狭くなる | 基本は変わらない |
| 夜間痛 | 出ることがある | あまりない |
👉 「肩が上がらない」「動かすと激痛」⇒ 五十肩の可能性が高い
👉 「重だるい」「可動域は変わってない」⇒ 肩こりの可能性が高い
🟨 ④ 鍼灸でできるサポート
● 五十肩
- 固まった筋肉をゆるめて肩の動きを改善
- 痛みを抑え、可動域を広げやすくする
- 回復のスピードをサポート
● 肩こり
- こわばった筋肉の血流を改善
- 頭痛や首の痛みを緩和
- 姿勢バランスを整えやすくする

よしだ
どちらの症状にも鍼灸は活用できますが、施術内容は大きく異なります。
🟦 ⑤ まとめ:あなたはどっち?セルフチェック
- 肩が上がらない → 五十肩の可能性
- 動かすと強い痛み → 五十肩の可能性
- 重だるい・姿勢が悪い → 肩こりの可能性
- 温めると楽 → 肩こりの可能性

よしだ
症状が長引く場合や動かすと鋭い痛みがある場合は、早めに専門家への相談をおすすめします。
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